正月に書初めや新年の目標を立てる人がいますが、
私は特に立てない方です。
教会の目標を立てるのも、じつは苦手です。
目標を立てて具体的な実践を積み重ね、
年度の終わりに成果を感謝する意味は理解していますが、
会社のノルマ主義を連想してしまい、
どちらかというと個人的にはしたくない方です。
最近は幼稚園でも、子どもたちにする神様の話の
年間カリキュラムを出すように言われて困ります。
カリキュラムを書ける先生を尊敬してしまいます。
園児にする神様の話、保護者にする宗教や教育の話、
教会での講話なども、その時々に合った話題、一番関心のある話をしています。
ミサの説教も同じで、前もって原稿を書くのではなく、
直前まで祈りながら頭の中で練り直し、
あとは聖霊の働きに任せています。
自分でもいい加減だなと思いますが、
周りの人が受け入れてくれているのだと感謝しています。
ジョット「小鳥に説教する聖フランチェスコ 」(ルーブル美術館蔵)