ポーランド出身で日本を訪れたことのある聖人は
コルベ神父とヨハネ・パウロ2世教皇です。
今回の巡礼では、この2人の聖人の
ゆかりの地にも行きました。
コルベ神父が修道院長を務めた修道院のある
ニエポカラノフと、
ヨハネ・パウロ2世が洗礼を受けた教会のある
ヴァドヴィツェです。
ニエポカラノフでは修道院の聖堂でミサをさせていただき、
コルベ神父がナチスに逮捕された時の部屋も、
特別に見学させてもらいました。
聖母マリアにたいする絶対的な信頼に感動しました。
コルベ神父は日本に知り合いもおらず、お金もないのに、
マリア様が絶対によくしてくれると確信して、
来日して1ケ月後に「聖母の騎士」を出版しました。
アウシュビッツでは他の人の身代わりとなって
餓死刑を受けられました。
牢獄に入れられた人は普通、
うらみつらみを叫ぶそうですが、
コルベ神父の影響でみな聖歌を歌って、
穏やかに亡くなっていったそうです。
コルベ神父の殉教は愛の奇跡と云われています。