病人訪問と猫

月に一度、教会に来られない方々の自宅や施設に訪問に行っています。

家族と一緒に生活している人は寂しくないようですが、

連れ合いを亡くして一人暮らしされている人は寂しいそうです。

 

連れ合いを亡くされたある一人の方は猫が好きで、

一匹飼っておられました。

先日訪ねると、ベッドの上に生まれたばかりの子猫が4匹寝ていました。

話を聞くと、自分が飼っている雌猫が生んだのではなく、

違う雌猫の産んだ子猫を口でくわえて連れてきたそうです。

お乳の時間になると口でくわえて外にいる母猫の所に連れていって、

飲んだら連れて帰ってくるそうです。

 

動物の母性本能のすばらしさに感動しました。

自分を飼ってくれている飼い主に絶対の信頼を持っているのでしょうか。

猫が増えたらエサ代が増えるだろうな~と下世話な心配をしてしまいました。